2023-01-01から1年間の記事一覧
大学のレポートが面白い感じのに出来上がったので、編集して公開します。 内容は、ウメとサクラの比較を通してわかった日本文化の形成(古典の時代背景等)です。私もウメとサクラを比較して見ていましたが、辞典の著者たちの方がウメとサクラをくどいほど比…
ゼノンのパラドックスのひとつ、「アキレスとカメ」はご存じだろうか。内容は以下の通りである。 アキレスとカメが徒競走で勝負することになる。ハンデなしでは勝敗が明らかである。そのため、カメはハンデをもらうことになり、A地点からスタートすることと…
久しぶりに、ネットにあげても良さそうなレポートができあがったので、編集しなおしたものをご紹介します。場所は、どっかの大学の近くです。 (今更ですが、大学の課題のほとんどは、具体的なテーマが決められていて文章を考えてくるとかではなくて、テーマ…
最近、また、自由について考えることがあった。自由とは、不自由でないことで思考停止になっていた。どちらかと言えば、内的側面にばかり思考が行っていた気がする。 この前、中野信子とジェーンスーの2人の共著を読んだ時、「奢られたくないは支配されたく…
たまに、「モモが持っているもの(能力)は何か?」というのを考えていました。2年越しではありますが、ようやく当てはまりそうなものが見つかったので、その内容を話したいと思います。 ミヒャエル・エンデの『モモ』に登場するメインキャラクターであるモ…
メッセージを伝える側と、受け取る側、それを見ている側、立場によって言葉の使い方、捉え方が違うため、言葉を受け取る側という立場でタイトルを考えた。 「私たちは、『自由』にどのようなイメージを思い浮かべるのか」である。 仮に、メッセージを伝える…
暗記をしないといけないときに、まあ、上手く暗記できないわけです。中学、高校時代の私はいったい、期末試験当日にどうやって暗記をしてテストで80点以上とってたんだよと真面目にツッコミたくなるぐらい、暗記が上手くいかない。 暗記をしていて気づいたの…
現在は、不動産の勉強をしています(まぎれもない金融の分野です)。たまに、「なんで、不動産なのか?」と聞かれることがあります。簡潔にいうと、人は浮いていることができないので、必ず自分の立つ分だけ、寝る分だけ、座る分だけは土地が必要です。しか…
ヨーロッパ系には永遠という概念がある。例えば、古代ギリシア人たちの永遠という概念、キリスト教に見られる復活の概念などがあげられる。浜本隆志の『窓の思想史――日本とヨーロッパの建築表象論――』によれば、石造りから永遠という概念が伺えると主張する…
本記事のエピグラフ 知ることと楽しみの関係は一通りではない。知識が映画や小説の楽しみを深めるということはすでに指摘した。つまり、知識は楽しみをより大きくしてくれる。そればかりか、知ることそのものが楽しみでもある。知ることにより、これまでバラ…
近頃停滞気味であった自由研究にブレイクスルーが起こりました。今回の記事はブレイクスルーの発見となった言葉についてです。 最大の発見は、自己中心性(egocentrism)と自己中心的(selfishness)という言葉が別物であること、及び前者の言葉が知れたことが…
ある試験を受けている時に、動機は忘れたが自由について考えていた。具体的には、ハンナ・アーレントの『人間の条件』における自由についてだ。 自由とは、何者であるか暴露できる条件を満たしている場合をさす。 古代ギリシアでは、必然にとらわれていない…
自分の望み通りのチームを組めず、そのままのチームで課題を達成しなくてはいけないときのリーダーに求められる立ち振る舞いとは何なのかが大体見えてきたので、それについて語っていきたい。目標は、そのままのチームでストレスを溜めることなく課題を達成…
ちょっと面白い話をしてみよう。 私は、アクティブな人に憧れがあり、そうなりたいなと思っている。しかしながら、別にアクティブな人のようにどこかに行ったり、計画を立てたりするわけでもなく、口だけな人間だったりする。アクティブな人への憧れは記憶の…