自由研究

「自由が何か知らなきゃ手に入らないので自由研究してます。」              自由研究という目的のために話題を取り上げているため記事単体で読んでもよくわからない時がある 記事によって後日追記したり添削しているときがある

問いの立てること

 暗記をしないといけないときに、まあ、上手く暗記できないわけです。中学、高校時代の私はいったい、期末試験当日にどうやって暗記をしてテストで80点以上とってたんだよと真面目にツッコミたくなるぐらい、暗記が上手くいかない。

 暗記をしていて気づいたのは、「なんで、こんなに穴ばっかりあるのに自分の意見を述べていたんだろうか」、となんだか急に恥ずかしくなります。知識が身についてないのにべらべらと。知識がなくてもべらべら話せるという事実は怖ろしいですね。

 全部の暗記が、同じようにできるかわかりませんが、自分が答えたくなるような問いをつくると、とても必死に考えて答えようとすることに気づきました。「これは絶対に答えねばならない」という使命感です。思い出せないし、わからないとも恥ずかしくて言えないし、正確な情報源かわからないからネットでぱぱっと検索もできない。そんな、「これは絶対に答えねばならない」という使命感を持っているシュチュエーション、そう、人に説明するときです。

 私は、人に説明するのが結構好きなので、このシュチュエ―ションで例えば、友だちがどう聞いてくるのか、想像してみるといい問ができました。ずばり、

「小学校がある地域(用途地域)ってどこの地域(用途地域)なの?」

です。この質問は、私にとって「これは絶対に答えねばらない」という案件であります。用途制限というのは、全部で18個ぐらいありますので、これを18個、友だちが聞いてきそうな質問にかえて答えるのです。ちなみに、答えは、工業専、工業以外の用途地域で建てられます(答え見ました)。もう一問、絶対忘れないであろうものもとりあげましょう。

「個室付浴場(ソープランド)があるけど、どこの’地域(用途地域)なの?」

これは、商業地域にあります。人々が法律を守っていて、取り締まりが徹底していれば、ソープランドがあったらそこは商業地域です。建蔽率容積率等の様々な限度が大きいので、収益性が高いため、恐らく家賃、価格共に高いです。なので、ソープランドに行きたければとても恐らく駅近の大きな繁華街に行けばいいでしょうね。

 といった感じで、不動産の資格の勉強というのは、街を歩けば、どこかわかるという現象が起きます。予測もなんならできるようになります。なので、覚えねばならない、ぜひ覚えたい、ぜひ説明したいですね。残念ながら興味関心は中々一致するものではありませんので、「小学校があるけどどこの地域?」なんて聞かれませんが。

 

 前述の話は、覚えるためには、絶対に答えなければならないシュチュエ―ションを考えて、そのシュチュエ―ションでされそうな問いを考えて、それと同じ問いを立てると暗記の意欲がわくという話でした。

 ブログの記事を書きたいと思った理由は、前述の話をしたいからではなく、こちらの話が中心です。不動産の資格の勉強をする必要があり、それのために時間を割く必要がるわけ。ただ、大学で取りたい科目も49単位以上あり、減らさないといけないなかでどうやって優先順位をつけて、時間を空けようかなと考えていました。

 YouTube大谷翔平と通訳の一平さんの動画のコメント欄を眺めていたら、「言葉はオプションでしかない」という言葉がでてきたんです。自分としましては、「あーそうか、オプションかと」。

 これを踏まえてできた、問いというのは「それオプションじゃね?」でして、これで理路整然と優先順位が立てられる気がしました。大学の科目もそうですけど、その他、色々と、批判をするにあたって便利な言葉であります。

「それオプションじゃね?」

 人に使うと気分を害しかねないので、あまり多用するのはよくなさそうな言葉ですが、便利そうです。

 「恋人は見ためか性格?」というありふれた質問も、オプションかオプションではないかというのを考えますと、性格が重要です。理由としましては、体重の増減、老化等で見た目は簡単にかわります。あるあるの昔は美人だった、イケメンだった等が必ず起こります。性格もライフイベント、幸・不幸で変わっていきます。しかし、超絶ネガティブやろうか、面倒な人間かというのは、あまり変わりません。一方、顔は見なければ、気にもとまりません。性格のというのは要所要所、常時、付き合わなければならないという点を鑑みますと、「恋人は、性格で選び、顔はオプション」といったところにおさまります。

 オプションか、否かでものごとを決めればなんとかりそうですが、そうものごとは単純ではないのも、また事実です。どんなに遊園地に生きたくても、天気が悪ければ行きたくなくなります。行く相手もやはり重要です。

 「それオプションじゃね?」でという問いで絶対必要条件を導き、リスクの把握、完璧なチャンスは訪れないと心にとめて優先順位を決めたり意思決定をしていく、というのが現時点でできることですかね。

 

 「それオプションじゃね?」って中々辛辣な言葉です。

 

 

 問いの立て方を変えれば、覚えやすくなる気がします。もしかしたら、決めにくいことも決められるようになるかもしれません。

 

 

以上です。

 

 

 

付録(これは完全にオプションです。)

ベトナムの建物には、蚊がいるにも関わらず、網戸がありません。