自由研究

「自由が何か知らなきゃ手に入らないので自由研究してます。」              自由研究という目的のために話題を取り上げているため記事単体で読んでもよくわからない時がある 記事によって後日追記したり添削しているときがある

雑談 ~2021年も継続すること~

迎春

新年あけましておめでとうございます。

コロナウィルスで通常の大学生活とは違った日常を余儀なくされた2020年だったわけですが、新しいことを何個か始めて割と満足感のある一年でした。

大学はどうだったか

大学一年生が可哀そうだという人もいますが、一年生は通常の授業を知らず比べることができないので二年生よりは落胆していないかと思います。私も最初は友だちができないから対面がいいなと思っていましたが、オンライン授業はやっぱ「楽っすよ」。片道二時間の電車通学がないし、提出物はいつでもできるし(本来ないそうですが)。

オンライン授業だからこそできたこともありました。ある講義がためになり面白く、教授も気さくな方なので対面授業だったら学生にたかられて仲良くなりにくい教授と仲良くなれたこと。期末テストで10個の概念を200字以内で説明するという試験で、試験時間は翌日の朝までととっても長く要約とまとめるのが苦手な私にとっては非常に好都合であったこと。この講義は2限の講義だったのですが、私が提出したのは夜中の0時過ぎで、粘ったおかげか27/30点で受講者中上から二番目というテスト結果でした。自慢です。(中央値・平均値17点なので自慢たり得ます。)もしこれが、90分以内だったら何点だったのでしょうね。あと対面よりオンラインの方が質問しやすいですね。

2020年から始めたこと

文通

文通を5月か6月ぐらいからずっとやっています。ポストカードで必ず名言を一つ添えて送るという緩い約束があり、それを守りながらゆるくやっています。ポストカードで文通する醍醐味は、眠っていたポストカードの使い道が生まれ、絵柄を選ぶことによって季節感が味わえたり、長文が書けないのですぐに返信が出せたりなどがあります。

手紙とポストカードで文通していて思ったのは、私の場合、SNS(LINE・InstagramFacebookなど)ではコミュニケーションはとりにくいな思いました。とりにくいというより、取らないという方が近い。直接会うほど親しくない人の連絡先がSNSにあるのですが、使わないんですよね。連絡先を持っているレベルの人なので会えば話すのに、学校や偶然という機会がないからという理由でコミュニケーションをとらないのは残念だなと思っています。

新しい取り組みとして、最近、遊ぶし・SNSも動く友達と文通をすることにし、会わないときでもコミュニケーションする機会を作りました。

SNSの欠点は、長文が書きずらいし、読みずらいため多用しにくところです(もっとありますが)。文通の場合だと、逆に短文と文章構成の方を気にしがちですが、誰かにメッセージを送るうえでは欠かせないことなのでいい練習になっています。字の練習も含めて。

自由研究

ブログを5月ぐらいから始めて不定期でやっています。ブログを始めようと思ったきっかけは、コロナウィルスのせいで大学で新しく友達ができて話相手ができ、会話の内容が分散するはずだったのに、オンライン授業のせいでインプットは増えると同時に会話も増え、それが家族に1点集中し、家族が痺れをきらしブログでもやればいいと私に言ったからです。

ブログ(自由研究)の利点は、同じことを何度も話すのは好きではないので、ブログのアクセス回数が増えるたびに話す手間が省けたなと思っています。それから、友達と話すと会話のキャッチボールが自然と生まれるので、一人あたりに与えられている時間が少なくあまり説教くさい話ができません。結構、上出来な話があってもあまり話す機会がなく忘れてしまうので、このブログという場はとても気に入っています。

最初の文通の話とつなげると、こんなブログ使用の文章を急にLINEで送られてきても相手は困だろうし、それによくわからない話をされても読む気にならないと思う。SNSは短文を想定してつくられているから使いにくいんだよ、というのが本音ですね。

同じことを長期間続けられない私としては、珍しくこのブログは続いています。理由は色々あると思いますが、反応と示唆を与えてくれる存在がいるからだと思います。何かのきっかけで、ハンナ・アーレントを調べてたら関西学院大学のサイトに行き、たまたま鎌田教授のサイトに行きつき、たまたま「『自由』に代わる理念は現れるか」という自由をテーマにした原稿を載せていて、お気軽にメッセージをどうぞ、と書いてあるところにメールを送ったら、返信がきたのです。この繋がりが自由研究の成長をもたらしています。

大学の内容と自由研究の内容が重なり合うととてもinterestingなのですよ。なぜなら、近代社会の掲げる理念に自由主義があるため、自由研究というテーマと重なるのは当然なんですよね。今だから言える話ですが。

このブログをやっていると一つのテーマを長期的に思考できるので、「つながった」みたいなことが度々ありとてもinterestingです。(interestingという感情は私の大好きな感情の一つです)フロムの『自由からの逃走』の時と、カントの『啓蒙とは何か』の「公的な理性と使用」分かったときに特大の感動がありました。次は、『啓蒙とは何か』とエンデの『自由の牢獄』がつながった時ですね。学生自主企画案の作成を通して、教材の繋がりを自力で見出すのは、なかなか満足感があります。哲学入門(自由編)の講義には、フランクルの「人生の意味に関するコペルニクス的転回」の話を付け加えて再編集しますが、なぜこの流れなのか説明できる自分・それに気づいた自分が非常に誇らしいです。

 人生を読書についやし、本から知識をくみとった人は、たくさんの旅行案内をながめて、その土地に詳しくなった人のようなものだ。こうした人は雑多な情報を提供できるが、結局のところ、土地の実情についての知識はバラバラで、明確でも綿密でもない。

 これに対して、人生を考えることについやした人は、その土地に実際に住んでいたことがある人のようなものだ。そういう人だけがそもそも語るべきポイントを心得、関連あることがらに通じ、真に我が家にいるように精通している。

ショーペンハウアー『読書について』「自分の頭で考える 6」より

自由研究の記録していて見れるのはいいことだなと思っています。学生自主企画案の作成時に、このブログが尋常じゃないほど役に立ったし、思考源のおかげで教材を簡単に決められました。(その後も大変だったのですが)

終わりに

継続的に読んでくれている読者の方々に感謝申し上げます。11月、12月は月のアクセス回数が200を突破したので少々舞い上がっています。話す手間が省けた!(笑)特にBingの検索エンジンを使っている方、Facebookの友人たち、最近は私も愛用しているダックダックGOの方とアクセス解析には出てこないはてなブログの読者の方々どうもありがとうございます。アクセス解析はどの検索エンジンとどの記事を読んだかしかわかりませんのでご安心ください。

 

最後になりましたが、

2021年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

2021年の目標

・GPAを3.5以上とること(前期は3.5でした)

・ペットボトルの水を自動販売機で月に一回までしか買わない

積読を読む

・ブログでは自由研究に励み、雑談と駄弁りがメインにならないようにする

・無駄遣いしないために支出をエクセルに記録する

・コストのかからないことは試してから考える

Beingの目標(自分はどうありたいか)

・自分が変というのは頭においておく

・よく考え賢くありたいです(切実に)

 

以上です

 

思考源

文通

自由研究

ショーペンハウアー『読書について』「自分の頭で考える 6」